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顔の土台を作る

楕円で顔の土台を作る

では、作業を始めましょう。 デスクトップアイコンやスタートメニューからInkscapeを起動してください。

表示倍率の調整

1. 起動直後の画面
1. 起動直後の画面

Inkscapeが起動し、上図のように初期画面が表示されます。 見ての通り表示倍率が低く、ページがかなり小さく表示されています。

表示倍率を調整し、ページがキャンバスにピッタリと収まるようにしましょう

2. 表示(V) -> ズーム(Z) -> ページ(P)を実行
2. 表示(V) -> ズーム(Z) -> ページ(P)を実行

上図のように画面上部のプルダウンメニューの"表示(V)" -> "ズーム(Z)" -> "ページ(P)"を実行するか、キーボードの5を押します。

  
テンキーの5でも、キーボード上段の5(ひらがなの"え"の刻印のあるキー)でも構いません
3. ページをキャンバスに合わせる
3. ページをキャンバスに合わせる

上図のように表示倍率が調整され、ページ全体がピッタリとキャンバスに収まりました。

楕円を作る

クマの顔の土台となる楕円を作ります。 楕円はシェイプとして用意されている円で作成します

1. 円/弧ツールを選択
1. 円/弧ツールを選択

上図のように画面左部にあるツールボックスから円/弧ツールを選択します(またはキーボードのF5(またはE)を押します)。

次に、楕円を作成します。 作成したい楕円を囲む矩形の対角線をマウスの左ボタン(マウスの左ボタン)でドラッグします。

2. 作成したい楕円を囲む矩形の対角線をドラッグ
2. 作成したい楕円を囲む矩形の対角線をドラッグ

上図のように作成したい楕円を囲む矩形の対角線をドラッグします。 赤色の矢印はドラッグの動きを表しています。

3. 楕円が作成される
3. 楕円が作成される

上図のように楕円のシェイプが作成されます。 思い描いていた通りの形状になっていればいいですが、 そうでない場合は、四角ハンドルを使って形状の調整を行います

4. 四角ハンドルと円ハンドル
4. 四角ハンドルと円ハンドル

上図のように選択中のシェイプには、2つの小さな四角と1つの小さな円が描かれています。 それぞれシェイプを調整するためのハンドルで、四角ハンドルは幅・高さを、円ハンドルは中心角を調整するためのものです

  
円ハンドルは、シェイプの形状によって役割が異なります。 例えば、矩形のシェイプの場合は円ハンドルで角の丸みを調整します。

思い描いていた通りの形状になっていないなら、四角ハンドルで幅・高さを調整しましょう。

幅・高さの調整が済んだら、次に楕円を茶色で塗り、黒色の線で縁取りします。 つまり、フィルを茶色に、ストロークを黒色に指定します

まずはフィルに茶色を指定しましょう。 画面下部にあるカラーパレットから色を指定します。

5. 色の上で右クリック
5. 色の上で右クリック

上図のようにカラーパレットの設定したい色を、マウスの右ボタン(マウスの右ボタン)でクリックします。

なお、マウスカーソルを乗せると、色のRGB値が表示されます。 今回は、#D45500の上で右クリックしました

6. フィルに設定を実行
6. フィルに設定を実行

上図のようにサブメニューが表示されますので、"フィルに設定"を実行します。

7. 楕円の内側が茶色で塗りつぶされる
7. 楕円の内側が茶色で塗りつぶされる

上図のように楕円の内側が茶色で塗りつぶされます。

  
カラーパレットの設定したい色をマウスの左ボタン(マウスの左ボタン)でクリックすることでもフィルを設定することができます。 今回は、右クリックでサブメニューが表示されることを説明するため面倒な手順でフィルを設定しました。

次に、黒色の線で縁取りするためストロークに黒色を指定します。 ただし、今回はカラーパレットからではなく、別の手順で指定してみましょう

8. ストロークの色の上で右クリック
8. ストロークの色の上で右クリック

上図のように画面左下の "ストローク" の右の "アンセット" を、マウスの右ボタン(マウスの右ボタン)でクリックします。

  
画面左下の "フィル" と "ストローク" の部分は『スタイルインジケータ』と呼ばれます。
9. 黒を実行
9. 黒を実行

上図のようにサブメニューが表示されますので、"黒"を実行します。

10. 楕円の境界に黒色の線が引かれる
10. 楕円の境界に黒色の線が引かれる

上図のように楕円の境界に黒色の線が引かれました。

  
カラーパレットの設定したい色を、SHIFTキーを押しながらマウスの左ボタン(マウスの左ボタン)でクリックすることでもストロークを設定することができます。 ただし、両手での操作になります。

線が引かれましたが細くて見づらいです。 もう少し線を太くしましょう

11. ストロークの幅の上で右クリック
11. ストロークの幅の上で右クリック

上図のように画面左下の "ストローク" の右の幅(上図では0.265)を、マウスの右ボタン(マウスの右ボタン)でクリックします。

12. 1を実行
12. 1を実行

上図のようにサブメニューが表示されますので、"1"を実行します。

13. 楕円の境界線が太くなる
13. 楕円の境界線が太くなる

上図のように楕円の境界線が太くなりました。 これで顔の土台が完成しました。

ドキュメントの保存

ではここで、作業中のドキュメントを保存しておきましょう。 なお、以降はドキュメントの保存については触れません。 変更を失うことのないように、こまめに保存してください

1. [ドキュメントを保存]ボタンを押す
1. [ドキュメントを保存]ボタンを押す

上図のように画面右部にあるコマンドバーから[ドキュメントを保存]ボタン([ドキュメントを保存]ボタン)を押します(またはキーボードのCTRL + Sを押します)。

2. ファイル名(N)を入力して[保存(S)]ボタンを押す
2. ファイル名(N)を入力して[保存(S)]ボタンを押す

上図のように『ファイルの保存先の選択』ウィンドウが開きますので、ファイル名(N)に任意のファイル名を入力し、[保存(S)]ボタンを押して保存します。

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まとめ

キーボードの5を押すことで、ページがキャンバスにフィットするように表示倍率を調整することができます。

操作/コマンド 説明
5 ページがキャンバスにフィットするように表示倍率を調整する

キーボードのF5(またはE)を押すことで円/弧ツールを選択することができます。 円/弧ツールを選択中はマウスのドラッグで円/弧を作成することができます。

操作/コマンド 説明
[円/弧ツール]ボタン
(または)
F5
(または)
E
円/弧ツールを選択する
(円/弧ツール選択中)
マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)のドラッグ
ドラッグした矩形に内接する円/弧を作成する

なお、シェイプには四角ハンドルと円ハンドルがあります。 四角ハンドルでは幅・高さを、円ハンドルでは円の中心角や矩形の角の丸みなどのシェイプ特有の調整を行えます。

操作/コマンド 説明
(四角ハンドルを)
マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)のドラッグ
シェイプの幅・高さを調整する
(円ハンドルを)
マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)のドラッグ
シェイプの中心角を調整する

カラーパレットのクリックでフィルの色を、SHIFTキーを押しながらのクリックでストロークの色を指定することができます。

また、カラーパレットの右クリックや画面左下のスタイルインジケータの右クリックで表示されるサブメニューからもフィルやストロークの色を指定することができます。

操作/コマンド 説明
(カラーパレットの上で)
マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)
クリックした色をフィルに設定する
(カラーパレットの上で)
SHIFTキー + マウスの左ボタン(マウスの左ボタン)
クリックした色をストロークに設定する
(カラーパレットの上で)
マウスの右ボタン(マウスの右ボタン)
-> "フィルに設定"
クリックした色をフィルに設定する
(カラーパレットの上で)
マウスの右ボタン(マウスの右ボタン)
-> "ストロークに設定"
クリックした色をストロークに設定する
(スタイルインジケータの上で)
マウスの右ボタン(マウスの右ボタン)
フィル・ストローク用のサブメニューを表示する

ドキュメントは、こまめに保存しておきましょう。 キーボードのCTRL + Sでいつでもドキュメントを保存することができます。

操作/コマンド 説明
[ドキュメントを保存]ボタン
(または)
CTRL + S
ドキュメントを保存する
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